ISM非製造業景況指数
この記事のポイント
・ISM非製造業景況指数:アメリカのサービス業の景況感を表した経済指標
・ポイント①:サービス業がGDPの約7〜8割を占めている
・ポイント②:PMIの数値が50を上回るとサービス業の景況感は拡大傾向、50を下回ると縮小傾向
・ポイント③:新規受注指数がコンスタントに50を上回っている場合は、近いうちにサービス業が拡大していく可能性が高い
・ポイント④:ISM非製造業景況指数は歴史が浅く、数値の振れ幅が比較的大きい
・ポイント⑤:グラフでは50を上回っているか・下回っているかという位置に注目する
【簡単に】ISM非製造業景況指数ってなに?
ISM非製造業景況指数とは、アメリカのサービス業の景況感を表した経済指標です。

【ちょっと詳しく】ISM非製造業景況指数ってなに?
ISM非製造業景況指数とは、飲食店・病院・ホテル・IT・金融など、アメリカのサービス業の購買担当者へのアンケート調査をもとに作成される、サービス業の景況感を表す経済指標です。
購買担当者は、サービスを提供するために必要な商品や設備などを仕入れる立場にあるため、その回答からは、今後のサービス業の動向をいち早く知ることができます。
また、アメリカではサービス業がGDPの約7〜8割を占めているため、ISM非製造業景況指数は、サービス業だけでなく、アメリカ経済全体の先行きを判断するうえでも重要な経済指標とされています。

ISM非製造業景況指数は、次の4つの項目をもとに算出されています。
企業活動
新規受注
雇用
入荷遅延
これらを総合的に評価した数値であるPMIを見ることで、サービス業が拡大しているのか、それとも縮小しているのかを判断する目安になります。
PMIの数値が50を上回る場合は、サービス業の景況感は拡大傾向であるということを示します。

逆に、PMIの数値が50を下回る場合は、サービス業の景況感は縮小傾向であることを示します。

また、ISM非製造業景況指数の中でも、新規受注指数は先行性の高い指標とされています。
新規受注指数がコンスタントに50を上回っている場合は、近いうちにサービス業が拡大していく可能性が高いと考えられています。

なお、ISM非製造業景況指数は、ISM製造業景況指数と比べると歴史が浅く、数値の振れ幅が比較的大きい傾向があります。
そのため、グラフを見るときは、前月より上がった・下がったという短期的な変化だけではなく、50を上回っているか、それとも下回っているかという位置に注目して見ることが重要です。

【最後にまとめると】ISM非製造業景況指数ってなに?
ISM非製造業景況指数は、アメリカのサービス業の景況感を表した経済指標で、PMIが50を上回るとサービス業は拡大傾向、50を下回ると縮小傾向を示す目安なんだなって覚えておいてね。
