有利子負債
この記事のポイント
「利息を支払う必要がある借金」のことで、現金とのバランスを見ることで企業の財務リスクを判断できる指標
【簡単に】有利子負債ってなに?
有利子負債とは、利息(利子)を支払わなければいけない借金のことです。

【ちょっと詳しく】有利子負債ってなに?
たとえば、借入金や社債が有利子負債に当たります。

有利子負債が多いと、利息の支払いが増え、お金の負担が大きくなります。
その結果、返済が難しくなると倒産リスクが高まります。

しかし、借金があったとしても、手元に十分な現金があればリスクは抑えられます。
そのため、有利子負債と現金同等物のバランスが重要です。

有利子負債よりも現金同等物の額が多ければ、いざというときに借金を返済できる余力があるため、比較的に倒産リスクは高くないと考えられます。

たとえば、次のような場合を考えてみましょう。
有利子負債:1000億円
現金同等物:600億円
この場合は、現金同等物の方が少ないものの、有利子負債の60%と、ある程度の資金余力があるため、倒産リスクは比較的に抑えられていると考えられます。

一方で、次のような場合ではどうでしょうか。
有利子負債:1000億円
現金同等物:10億円
この場合、現金同等物が有利子負債の1%しかありません。

そのため、資金に余裕がなく、倒産リスクは高いと考えられます。
現金同等物とは、すぐに現金として使えるお金のことです。
(例)
現金
普通預金
短期の安全な金融商品
また、時系列で有利子負債と現金同等物の差が広がっているかを見ることも重要です。
差が広がっている場合は、借金に対して手元資金が不足してきており、倒産リスクが高まっている可能性があります。

無借金であったとしても赤字が続いていたり、現金が減り続けている企業は倒産のリスクも高まります。
【最後にまとめると】有利子負債ってなに?
有利子負債とは、「利息を支払う必要がある借金」のことで、現金とのバランスを見ることで企業の財務リスクを判断できる指標なんだなって覚えておいてね。
