利益確定・損切り
この記事のポイント
・利益確定は、株を現金化して利益を確定させること
・損切りは、損失を増やさないために売ってしまうこと
目次
【簡単に】利益確定・損切りってなに?
利益確定は、今の株価が買値よりも上がっている状態で売ることで、利益を確定させること。
損切りは、株価が買値よりも下がっている状態で売ることで、これ以上損失を増やさないようにすること。

【ちょっと詳しく】利益確定・損切りってなに?
株式は金融資産であり、お金そのものではありません。
また株式は常に価格が変動するため、売却したときに初めて「利益」や「損失」が確定します。
そのため利益確定とは、「これから株価が下がりそうだな〜」とか、単純に「利益が出たから売っちゃお〜」などの理由で、利益を現金化して利益を確定させることです。

株を売って約定すると、その取引は確定し、数日後には現金として口座に入ります。
そのため、売却後に株価が下がっても、確定した利益には影響しません。

逆に損切りとは、これ以上株価が上がる見込みはないなと判断して、損失を増やさないために売ってしまうことです。


上がる見込みが薄い株をずっと保有し続けると、損失が大きくなってしまうこともあります。
このように下落した株を放置することを「塩漬け」と言います。


また、株式売買には証券会社によって手数料が発生する場合があります。
そのため株価が買値より高くても、手数料を引くと実質マイナスになることもあるので注意が必要です。

【最後にまとめると】利益確定・損切りってなに?
利益確定は、今の株価が買値よりも上がっている状態で売ることで、株を現金化して利益を確定させること。
損切りは、これ以上株価が上がる見込みはないなと判断して、損失を増やさないために売ってしまうこと。
