信用買い
この記事のポイント
・信用買いとは、証券会社から借りたお金で株を買うこと
【簡単に】信用買いってなに?
信用買いとは、お金が足りない時に、証券会社からお金を借りて株を買うことです。

【ちょっと詳しく】信用買いってなに?
信用買いでは、自分が持っているお金の約3倍までの株式を買うことができます。
たとえば、あなたが100万円の現金を持っていたら、信用取引では証券会社から200万を借りて、最大300万円分(手数料を含む)の株を買えるというイメージです。

ただし、二つ注意点があります!
まず一つ目が、証券会社が証拠金維持率として最低維持率(約30〜40%)を定めているということです。
簡単に説明すると、口座に最低限入れておくべき自己資金の割合のことです。

たとえば、最低維持率が30%だとして、自己資金(30万)+証券会社からの借入金(70万)で100万円分の株を買ったとします。
この場合、証拠金維持率は30%になります。

そのあとに購入した株の評価額が80万に下落したとすると、
【現在】
株の評価額:80万円
証券会社からの借入金:70万円
あなたの自己資金:10万円
証拠金維持率 = 10万円 ÷ 80万円 = 12.5%
となり、証券会社で定められている最低維持率(今回の例でいうと30%)になるように、「追加でお金を入れろ!」と言われるという感じです。
今回は最低維持率が30%なので、自己資金と合わせて口座が「80万×30%=24万」になるように入金しなければいけません。
今回でいうと、『24万 − 10万(自己資金) = 14万』を「追加で入金しろ!」と言われるということです。

二つ目が返済期限があるということです。
一般的には6ヶ月と言われていますので、その期間内にお金を返さなければいけません。

証拠金維持率や返済期限は証券会社によって違うので、自分で調べてみてね。
【最後にまとめると】信用買いってなに?
信用買いとは、証券会社から借りたお金で株を買うことです。
信用買いは、証拠金維持率や返済期限などのリスクもあるので、自分できちんとリスクヘッジをして利用してみてね。
