国内総生産(GDP)
この記事のポイント
・国内総生産(GDP):国内で新しく生み出された価値(付加価値)の合計を表す経済指標
・付加価値:商品やサービスの販売価格から、原材料費や仕入れ費用などを差し引いた、新しく生み出された価値のこと
【簡単に】国内総生産(GDP)ってなに?
国内総生産(GDP)とは、国内で新しく生み出された価値(付加価値)の合計を表す経済指標です。

【ちょっと詳しく】国内総生産(GDP)ってなに?
国内総生産(GDP)とは、国内で新しく生み出された価値(付加価値)の合計を示します。
付加価値とは、商品やサービスの販売価格から、原材料費や仕入れ費用などを差し引いた、新しく生み出された価値のことです。
たとえば、200円のパンがあったとします。
そのうち、小麦粉やバターなどの仕入れ費用が80円だった場合、パン屋が新しく生み出した付加価値は120円になります。

それでは、実際に国内総生産(GDP)を求めてみましょう。
たとえば、農家が1000万円をかけて作ったお米を、卸売業者に2000万円で販売したとします。

この場合、農家の付加価値は次のようになります。
2000万円 − 1000万円 = 1000万円
次に、卸売業者は2000万円で仕入れたお米を、販売店に3000万円で販売したとします。

この場合、卸売業者の付加価値は次のようになります。
3000万円 − 2000万円 = 1000万円
最後に、販売店は3000万円で仕入れたお米を、消費者に合計5000万円で販売したとします。

この場合、販売店の付加価値は次のようになります。
5000万円 − 3000万円 = 2000万円
| 経済活動 | 内容 | 販売額 | 仕入れ・販売費 | 国内総生産(GDP) |
|---|---|---|---|---|
| 農家 | 農家が1000万円で作ったお米を卸売業者に2000万円で販売 | 2000万 | 1000万 | 1000万 |
| 卸売業者 | 2000万円で仕入れたお米を販売店に3000万円で販売 | 3000万 | 2000万 | 1000万 |
| 販売店 | 3000万円で仕入れたお米を消費者に5000万円で販売 | 5000万 | 3000万 | 2000万 |
このとき、それぞれの付加価値を合計すると国内総生産(GDP)を求めることができます。
GDP = 1000万 + 1000万 + 2000万 = 4000万
つまり、この国では1年間で4,000万円分の新しい価値(付加価値)が生み出されたということになります。

【最後にまとめると】国内総生産(GDP)ってなに?
国内総生産(GDP)とは、国内で新しく生み出された価値(付加価値)の合計を表す経済指標なんだなって覚えておいてね。
