設備稼働率
この記事のポイント
・設備稼働率:対象となる産業の最大の生産能力に対して、実際にどれくらい生産しているかを割合(%)で表した指標
・ポイント①:設備稼働率が高い状態が続くと、生産コストや物価に上昇圧力がかかることがある
【簡単に】設備稼働率ってなに?
設備稼働率とは、対象となる産業の最大の生産能力に対して、実際にどれくらい生産しているかを割合(%)で表した指標です。


【ちょっと詳しく】設備稼働率ってなに?
設備稼働率とは、対象となる産業の最大の生産能力に対して、実際にどれくらい生産しているかを割合(%)で表した指標です。
米国では、主に製造業、鉱業、電気・ガスなどの公益事業が対象となっています。
ここでいう最大の生産能力とは、機械を休みなく動かした場合の理論上の限界ではありません。
現実的な勤務時間や通常のメンテナンスによる停止時間などを考慮したうえで、工場などが無理なく継続して生産できる最大量を指します。
この最大の生産能力を100%としたとき、実際の生産量が何%にあたるかを示したものが設備稼働率です。

たとえば、設備稼働率が80%の場合は、実際の生産量が、持続可能な最大生産量の80%にあたることを意味します。

設備稼働率が高い状態が続くと、生産する余力が少なくなり、需要の増加に供給が追いつきにくくなることがあります。
生産の余力が少なくなると、今ある設備や人員だけでは追加の注文に対応しにくくなります。
そのため、残業を増やしたり、設備を長時間動かしたりする必要が生じ、通常よりも高いコストをかけて生産量を増やすことになります。
その結果、商品の価格の上昇圧力につながる場合があります。


ただし、設備稼働率が高くなったからといって、必ず物価が上昇するわけではありません。
物価は、原材料価格や人件費、商品の需要、供給網の状況など、さまざまな要因によって変化します。
そのため、設備稼働率は、物価や景気の動きを判断する材料の一つとして見ることが大切です。
【最後にまとめると】設備稼働率ってなに?
設備稼働率とは、対象となる産業の最大の生産能力に対して、実際にどれくらい生産しているかを割合(%)で表した指標です。
設備稼働率が高い状態が続くと、生産する余力が少なくなり、生産コストや物価に上昇圧力がかかることがあるんだなって覚えておいてね。
