小売売上高
この記事のポイント
消費者がどれくらい積極的にお金を使っているかを見る景気指標
目次
【簡単に】小売売上高ってなに?
小売売上高とは、アメリカ国内で、お店やネット通販などで小売業者が得た売上の合計を表した指標です。

【ちょっと詳しく】小売売上高ってなに?
この指標から、消費者の行動という視点から、景気の動きを読み取ることができます。
まず、小売売上高が増加している場合、消費者が積極的に買い物をしていることを意味します。

買い物が増えるということは需要が強い状態であり、企業は「多少値上げしても売れる」と判断しやすくなります。
その結果、物価上昇(インフレ)につながる可能性があります。

一方で、小売売上高が減少している場合、買い物を控えていることを意味します。

需要が弱まると、企業は売上が減少し、コスト削減や雇用・賃金の抑制を行わざるを得なくなります。
こうした状況が続くと、物価が下がりやすくなり(デフレ圧力)、景気悪化につながる可能性があります。


ただし、小売売上高はインフレ調整をしていない金額ベースの指標です。
そのため、売上の増減が「購入数量の変化」なのか「価格変動の影響」なのかは、他の指標(CPIやPCEなど)と合わせて判断する必要があります。

【最後にまとめると】小売売上高ってなに?
小売売上高は、消費者がどれくらい積極的にお金を使っているかを見る景気指標なんだなって覚えておいてください。
