日銀短観
この記事のポイント
企業が今と未来の景気をどう感じているかをアンケートで数値化した指数
【簡単に】日銀短観ってなに?
日銀短観とは、日本銀行が全国の企業に対して「今の景気や未来の見通しをどう思っているか」を質問し、その結果を数値にまとめた調査です。

【ちょっと詳しく】日銀短観ってなに?

調査対象
全国の大企業・中堅企業・中小企業を合わせた約10000社
発表時期
1年に 4回(3・6・9・12月)

主に次のような項目を質問します。
✅ 今の景気
✅ これからの景気の見通し
✅ 売上高
✅ 雇用の状況
✅ 資金繰り(お金の流れ)など

日銀短観でよく使われる代表的な数値が 「業況判断DI」 です。
これは企業が感じている景気の良さ・悪さを数字にしたものです。
計算方法
DI = 「良い」と答えた企業の割合 − 「悪い」と答えた企業の割合

たとえば、100社の企業に景気についてのアンケートを取ったとします。
良い:40社
どちらでもない:40社
悪い:20社
このとき、
DI = 40 − 20 = +20
となり、「多くの企業が景気を良いと感じている」ということを意味します。

逆に、
良い:15社
どちらでもない:35社
悪い:50社
このとき、
DI = 15 − 50 = -35
となり、「多くの企業が景気を悪いと感じている」ということを意味します。

DI数値の見方
プラス ➡︎ 企業が景気は成長していると感じている ➡︎ 景気拡大局面の可能性
マイナス ➡︎ 企業が景気は減速していると感じている ➡︎ 景気後退局面の可能性


数値の方向性にも注目しましょう。
たとえば、「−10」から「−5」になった場合、まだマイナスだけど、改善しているという見方ができます。

逆に、「+20」から「+5」になった場合、まだプラスだけど、悪化しているという見方ができます。

日銀短観の中でも 製造業の大企業のDIが特に注目されます。
理由 ① : 製造業は景気の変化に敏感
理由 ② : 大企業は経済全体の影響を受けやすい
理由 ③ : 受注や設備投資の計画が景気の流れを先に示す



【最後にまとめると】日銀短観ってなに?
日銀短観とは、企業が今と未来の景気をどう感じているかをアンケートで数値化した指数なんだなって覚えておいてね。
