配当性向
この記事のポイント
会社が稼いだ利益のうち、どれくらい配当として支払っているのかを示し、配当の持続性を判断することができる指標
【簡単に】配当性向ってなに?
配当性向とは、利益のうち、どれだけ配当に回しているかの割合のことです。

【ちょっと詳しく】配当性向ってなに?
計算式は次の通りになります。
配当性向 = 配当総額 ÷ 純利益 × 100(%)
たとえば、次のような場合を考えてみましょう。
純利益:100億円
配当総額:40億
この場合、配当性向は次のようになります。
40億円 ÷ 100億円 × 100 = 40%
配当性向 = 40%

配当性向の高い・低い目安は次の通りです。
低い : 〜30%
平均的 : 30〜60%
高い : 70%〜
配当性向が30%以下の企業は、配当が少なめですが、成長のための投資にお金を回していることが多く、成長企業に多い傾向があります。
配当性向が30〜60%の企業はバランスが良く、配当と成長の両立が期待される企業が多いです。
配当性向が70%以上の企業は配当が多めですが、利益に対して余裕が少ないため、減配や業績悪化のリスクには注意が必要です。
配当性向が100%を超えている綺語もありますが、これは利益以上の金額を株主に配当している状態です。

このような場合、一時的に内部留保(これまでの利益の蓄積)を取り崩して配当しているケースもあります。

ただし、この状態は長く続けるのが難しいことが多く、将来に減配となるリスクが高まる点には注意が必要です。


「配当利回りが高い=良い」というわけではありません。
過剰に配当をしている場合、会社の資金に余裕がなかったり、事業や設備への投資が十分にできない可能性があります。
その結果、将来的な成長が鈍化したり、減配のリスクが高まることもあります。
そのため、配当性向を見ることで、無理なく配当を出しているかという「持続性」をチェックすることが重要です。

【最後にまとめると】配当性向ってなに?
配当性向とは、会社が稼いだ利益のうち、どれくらい配当として支払っているのかを示し、配当の持続性を判断することができる指標なんだなって覚えておいてね。
