金融引き締め
この記事のポイント
お金を借りにくくして景気の加熱やインフレを抑える政策
【簡単に】金融引き締めってなに?
金融引き締めとは、中央銀行が世の中に流れるお金を減らして、経済の過熱を抑える政策です。

【ちょっと詳しく】金融引き締めってなに?
主に次のような方法で金融引き締めを行います。
金利を上げる
金利が上がると、お金が借りにくくなり、世の中に流れるお金が減ります。
① 中央銀行が金利を上げる
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② 銀行も貸出金利を上がる
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③ 企業・個人が借りにくくなる
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④ 借入が減る
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⑤ 投資・消費が減る
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⑥ 世の中に流れるお金が減る

国債を売る
中央銀行が国債を売ることで、銀行を通して、世の中に流れるお金が減ります。
① 中央銀行が銀行に国債を売る
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② 銀行が現金を支払う
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③ 銀行の資金が減る
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④ 貸し出しが減る
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⑤ 経済に流れるお金が減る


金融引き締めは、景気が良すぎるとき(インフレが強いとき)に使われます。
景気が過熱すると、モノの値段が上がりすぎることがあります。
そのため、お金を借りにくくすることで、お金の流れを抑え、消費を落ち着かせたり、物価の上昇を抑えたりします。

金融引き締めが行われると、銀行預金の利息も上がりやすくなるため、株式や不動産などにお金が流れにくくなります。
そのため、金融引き締め=株価下落になりやすいのです。
金利上がる
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銀行預金の魅力が上がる
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株式・不動産にお金が流れにくい
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株価が下がりやすい


金融引き締めは、必ずしも悪ことではありません。
景気が過熱しすぎると、バブルのように株や不動産などのモノの値段が実際の価値以上に上がることがあります。
そのような状態は、いずれ崩壊し、大きな不景気につながる可能性があります。
そのため、金融引き締めは経済の過熱を抑え、景気の波を安定させるためのブレーキの役割を持っています。


【最後にまとめると】金融引き締めってなに?
金融引き締めとは、お金を借りにくくして景気の加熱やインフレを抑える政策なんだなって覚えておいてね。
