消費者物価指数(CPI)
この記事のポイント
・消費者物価指数(CPI):基準年を100として、物価がどれくらい変化したかを表す指標
・ポイント①:CPIの上昇は物価が上昇している(インフレ)ことを意味する
・ポイント②:CPIの下落は物価が下落している(デフレ)ことを意味する
・ポイント③:CPIは消費者が基本的に同じ品目・同じ購入割合で買い物を続けることを前提に計算されている
・ポイント④:消費者の買い替え(代替行動)は、CPIにはすぐには反映されにくい
【簡単に】消費者物価指数(CPI)ってなに?
消費者物価指数(CPI)とは、基準年を100として、物価がどれくらい変化したかを表す指標です。

【ちょっと詳しく】消費者物価指数(CPI)ってなに?
消費者物価指数(CPI)とは、基準年を100として、その年と比べて物価がどれくらい変化したかを表す指標です。
たとえば、2020年を基準年としてCPIを100に設定したとします。

2021年にCPIが102となった場合、2020年と比べて物価が2%上昇したことを示しています。

その後も、次のように物価が変化したとします。
| 年 | 消費者物価指数(CPI) | 意味 |
|---|---|---|
| 2020年(基準年) | 100 | この年の物価が基準 |
| 2021年 | 102 | 物価が2%上昇 |
| 2022年 | 107 | 物価が7%上昇 |
| 2023年 | 109 | 物価が9%上昇 |
この場合、次のことを表しています。
2022年:2020年と比べて物価が7%上昇している
2023年:2020年と比べて物価が9%上昇している
つまり、CPIが上昇している場合は、物価が上昇している(インフレ)ことを意味します。

一方、CPIが下落している場合は、物価が下落している(デフレ)ことを意味します。

| CPIの変化 | 物価の影響 |
|---|---|
| 上昇 | 物価が上昇する(インフレ) |
| 下落 | 物価が下落する(デフレ) |
CPIは、消費者が基本的に同じ品目・同じ購入割合で買い物を続けることを前提に計算されています。

たとえば、チーズの中でも、ある種類やブランドのチーズは調査対象ですが、それ以外のチーズは調査対象ではありません。
しかし、実際の消費行動はもっと柔軟です。
たとえば、いつも買っているチーズが値上がりした場合、より安い別のチーズへ買い替える人もいるでしょう。
このような消費者の買い替え(代替行動)は、CPIにはすぐには反映されにくいという特徴があります。
そのため、CPIは実際の消費行動との間にズレが生じることがあります。

【最後にまとめると】消費者物価指数(CPI)ってなに?
消費者物価指数(CPI)とは、基準年を100として、物価がどれくらい変化したかを表す指標です。
また、消費者が基本的に同じ品目・同じ購入割合で買い物を続けることを前提としているため、買い替え(代替行動)などの実際の消費行動をすぐには反映しにくい特徴があるんだなって覚えておいてね。
