ISM製造業景況指数
この記事のポイント
・ISM製造業景況指数:アメリカの製造業の景況感を表した経済指標
・ポイント①:PMIが50を上回ると製造業の景況感は拡大傾向、50を下回ると縮小傾向
・ポイント②:「PMI・新規受注指数・雇用指数」の3つが同時に上昇すると製造業全体の景況感が拡大傾向
【簡単に】ISM製造業景況指数ってなに?
ISM製造業景況指数とは、アメリカの製造業の景況感を表した経済指標です。

【ちょっと詳しく】ISM製造業景況指数ってなに?
ISM製造業景況指数とは、全米の製造業の購買担当者(原材料などを仕入れる担当者)へのアンケート調査をもとに作成される、製造業の景況感を表す経済指標です。
購買担当者は、生産に必要な原材料を仕入れる立場にあるため、「今後どれくらい製品を作る予定なのか」をいち早く把握しています。
そのため、購買担当者へのアンケート結果は、景気の先行きを判断する重要な手掛かりとして注目されています。
たとえば、仕入れの状況からは次のようなことが考えられます。
仕入れを増やしている
⬇︎
生産を増やす予定
⬇︎つまり…
今後は需要が強くなると予想している
仕入れを減らしている
⬇︎
生産を減らす予定
⬇︎つまり…
今後は需要が弱くなると予想している
このような理由から、ISM製造業景況指数は、景気の先行きを判断する目安となる経済指標とされています。

ISM製造業景況指数は、次の5つの項目をもとに算出されています。
新規受注
生産
雇用
入荷遅延比率
在庫

これらを総合的に評価した数値(PMI)を見ることで、製造業が拡大しているのか、それとも縮小しているのかを判断する目安になります。

PMIは「50」が景気の分かれ目と考えられています。
PMIの数値が50を上回る場合は、製造業の景況感は拡大傾向であることを示します。

逆に、PMIの数値が50を下回る場合は、製造業の景況感は縮小傾向であることを示します。

さらに、「PMI・新規受注指数・雇用指数」の3つが同時に上昇している場合は、製造業全体の景況感が拡大していることを示します。

【最後にまとめると】ISM製造業景況指数ってなに?
ISM製造業景況指数とは、アメリカの製造業の景況感を表す経済指標で、PMIが50を上回ると製造業は拡大傾向、50を下回ると縮小傾向を示す目安なんだなって覚えておいてね。
