移動平均線
この記事のポイント
・移動平均線:一定期間のデータの平均値を計算し、それを線で結んだもの
・ポイント①:一時的な値動きに左右されずに、数値全体の流れ(トレンド)を把握しやすくなる
目次
【簡単に】移動平均線ってなに?
移動平均線とは、一定期間のデータの平均値を計算し、それを線で結んだものです。

【ちょっと詳しく】移動平均線ってなに?
移動平均線とは、過去3日・25日・75日や、3か月・5か月など、一定期間の平均値を計算し、それを線で結んだものです。
複数期間のデータを平均することで、一時的な急上昇や急落などの細かい値動き(ノイズ)を抑え、全体の流れ(トレンド)を把握しやすくなります。

具体的には、それぞれの月の数値に対して、その月を含む直近3か月分の平均値を計算し、その平均値を順番にグラフ上へ描いていきます。
こうして得られた平均値を線で結んだものが、移動平均線です。

たとえば、次のようなデータがあったとします。
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |
| 数値 | 100 | 140 | 105 | 150 | 85 | 170 | 110 | 180 | 100 | 190 |
月ごとの数値をグラフにすると、数値が何度も大きく上下しているため、全体として上昇しているのか、それとも下落しているのかが少し分かりにくくなっています。
ここでは、3か月移動平均を使って平均値を求めてみましょう。
3か月移動平均にすると、数値は次のようになります。
| 月 | 1~3月 | 2~4月 | 3~5月 | 4~6月 | 5~7月 | 6~8月 | 7~9月 | 8~10月 |
| 数値 | 115.0 | 131.7 | 113.3 | 135.0 | 121.7 | 153.3 | 130.0 | 156.7 |
元のデータでは、数値が何度も上昇と下落を繰り返していました。
しかし、3か月移動平均を見ると、値動きがなだらかになり、全体の上昇傾向が分かりやすくなっています。
このように、移動平均線を使うことで、一時的な値動きに左右されにくくなり、数値全体の流れ(トレンド)を把握しやすくなります。

【最後にまとめると】移動平均線ってなに?
移動平均線とは、一定期間の平均値を線で結んだもので、一時的な値動きに惑わされず、全体の流れ(トレンド)を把握するための指標なんだなって覚えておいてね。
